2012年4月24日火曜日

ミネアポリス 痛みの研究日記




片頭痛の発生メカニズム。治療の発達とともに少しずつ分かってきた。Sumariptanという薬。非常に有効な薬剤である。どうやって効くのか?脳を覆う髄膜の血管を収縮させることで片頭痛を緩解する。勿論、そうではない!という方々も多い。

sumatriptanは5HT1B/1D受容体作動薬である。

関係論文を読んでる。以前、読んだがすっかり忘れているので再読。
このSumatriptanという薬、経口投与した場合、脳には到達しないという報告がある。これは末梢神経系に作用して痛みを緩解する説を支持する有力な所見にもなる。

奇怪な現象がある。ある片頭痛患者、あまりに痛みがひどいので頭痛に関係する神経、三叉神経第1枝を切ってしまった。つまり末梢神経をなくしてしまった。ところがこのSumatriptanはこの患者の片頭痛を緩解して しまったのである。ということはこの薬剤、脳に作用して片頭痛を緩解しているという説が成り立つ。
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この論文は中脳のPAGというところに、5HT1B1D受容体作動薬を局所注入し脳髄膜とか角膜、顔面皮膚に機械刺激を与えた時の三叉神経脊髄路核尾側亜核ニューロンの興奮を観察している。

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写真左。縦軸は刺激による反応性、横軸は薬剤(aratriptanという5HT1B1D受容体作動薬)投与後の時間経過を示す。どうやらこの薬剤をPAGに注入すると脳髄膜刺激による痛み反応は低下するようだ。

写真右。角膜を刺激した時の反応性を見ている。ちなみに脳髄膜も角膜も同一神経支配を受けている。BMIという薬剤を使うと角膜の疼痛反応は低下した。しかしnaratriptanという5HT1B1D受容体作動薬を注入しても痛み反応に変化はなかった。

これらの所見は5HT1B1D受容体作動薬がPAGに作用すると片頭痛が緩解する可能性を示唆する。その一方で、同じ神経支配を受ける角膜の疼痛反応には効果がなかった。不思議だ。換言すれば5HT-PAGシステムは角膜の疼痛制御にあまり関係していないのか?

同じ神経でも場所が違� �ばその痛みのメカニズムは異なる。となるとちょっと乱暴な仮説が思いつく。目と頭ですら違いがあるなら、頭と足でも痛みのメカニズムも違うのとちゃうか?という実験が下の論文だ。
 (←拡大可能)
頭顔の痛み関係する神経細胞を三叉神経脊髄路核尾側亜核から、足の痛みに関係する神経細胞を腰髄から電気生理学的に記録した。そして上述の5HT1B1D受容体作動薬を全身投与し各々の領域に痛み刺激を加えた時、神経興奮に変化があるか?否か?を調べた。勿論、興奮が下がれば薬が効いて痛みが軽減していることになる。
 (←拡大可能)
結果。写真上。頭部関係は痛みは軽減したが、足の痛みは軽減せず。

大雑把に言えば5HT1B1D受容体作動薬を飲むと、頭とか顔面部の痛みには効果がありそうだが、足腰の痛みにはあまり効き目がない。という話になる。

やはり場所が違えば痛みの感受性とか薬の効果は異なる。不思議だ。

  1. 痛みの研究 TMJ/学会/他
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どうでもいいがちょこと外へ出たらメチャクチャ寒かったのですぐ戻って来た。厚着して出直し。ネットで気温チェックしたら何気なく摂氏マイナス18度だった。

昨晩、図書館で借りた映画を観た。"The Pursuit of Happiness"主演ウイル=スミス。
確か以前、オスカーにノミネートされたのではないのか?ウイル=スミスも主演男優賞かなんかにノミネートされていたように思う。調べると邦題は『幸せのちから』というらしい。
  話は単純。貧乏でしがないセールスマンのウィルスミス。いつも羨望のまなざしで見ていた世界の一つ、ある投資会社に就職できるまでの長い道のりを描く。ひらたくいえば普通の就職活動の過程を深く追求したある黒人の物語。

この映画から何を感じたのか?


十代のうつ病に関する研究

ランチ時だったか?都会にある巨大企業のでっかいビルから談笑しながら群衆が出て来る。全て白人。その前でその光景を見つめるウイルスミス。

確かに貧乏には理由がある。それもうまく表現していた。しかしウイルスミスはそれを含めて職を得る為にあらんかぎりの努力を行う。一人の息子と普通の日常生活を得る為に。家賃が払えず、アパートからは追い出され、教会で眠り、息子が寝たあとは街灯の下で一生懸命勉強する。8ドルのとある仕事の部品が買えず自らの血液を売ったりもした。特に6ヶ月の無給研修期間は見ていてきつかった。

ただし単なるお涙頂戴映画ではない。頑張り続ける人々へのエールを送るドラマでもない。

One street向こうの世界、地図で言えばわずかに線一本隔てるだけ。その社会に加わるには、どれだけの苦労、血の滲むような努力と時間がいるのか?しかもそれが白人でないとするならば。。。。。
この映画の本質はこれに尽きると思った。

仕事などで海外に来る日本の人々、裕福な方々が多い(=我が家とは無縁の世界)。夜な夜な豪勢なレストラン行脚、休みともなればバカンスやらで海外とか南の島へ。結構なことだ。その一方で自分も白人社会の一員かのような言動をする人も知っている。そのOne street, one avenueの距離を感じることはあるのだろうか?

ウイルスミスのような人々の血の滲むような努力の繰り返しの歴史があってやっと現在の状態まで来た。そういう意味でオバマ大統領誕生の歴史的意義は計り知れない。

先日ネットニュースで見たがWBCの強化試合とか言ってオーストラリア代表と日本代表が試合をやったそうだ。試合は8対2で日本圧勝?詳しくみてみた。

オーストラリア代表はそれこそWBC本戦に登録されていない選手ばかりらしい。驚くべきは野球を本業としない人々ばかりなのである。例えば普段は政府職員、不動産会社のサラリーマン、金採掘士etc。経済学部の学生はこの試合のため授業を1週間休んでいるとか。ほとんど草野球チーム。こんな連中相手に日本ベストチームが勝って喜んでいる?せめて5� ��対0くらいで勝ったのなら理解もできるが。やはり白人と日本人は根本的に違うのか?

野球界も日本と連中を隔てるStreet。思いのほか広いらしい。

ミネソタはほとんどが白人だ。連中を見て単純に思うことがある。とにかく寒さに強い!。摂氏0℃になると半袖Tシャツで過ごすヤツが出て来る。やたら体力がある。それだけでも私はかなわない。

愚直にその白人社会に食い下がるウイルスミス。その動機は個人的事情によるところが大きいが、その姿やハングリー精神には頭が下がった。この場合、ほんの少しの違いを克服するには並大抵の努力ではそれを可能にしない。ともすれば日々のたわいもない雑事にかまけて顧みることもない厳しい現実を、ボケーとしてればその存在すら気付かないその現実を久しぶりにretrieve� ��た。

体力も寒さへの耐性もアメリカ人にかなわない私。別にそのstreetを渡る必要もないかもしれない。しかし同じStageに立たないとアメリカにいる意味がない。頭を使い、連中に負けない努力を続けるしかない。

WBC日本代表、なんぼ相手が2流でもやる気がなくても、是非,優勝してほしい。
少しずつ結果を積み重ねるしかない。

  1. 文学/古典/映画
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2つのグラントで運営されてきた研究室だが半年ほど前に2つとも期限が切れた。いずれも更新のため格闘してきた。一つは初回提出時rejectされ再提出した。審査も終わりもうすぐ最終的な沙汰が出る。先日も書いたが、どうやら情勢は悪くない模様 (←関連記事)。

現在,もう一つのグラント提出の準備中。こちらもあと2週間以内にNIHに送る。何度も書いているがこのグラントが取れないと即クビである(職場が消滅する)。分かりやすくてよい。


うつ病の代替癒しの居住

そのグラント、それをサポートする予備実験のデータも大体でそろい、あとはどういう研究,実験を組み立てるか?という詰めの段階になった。なので今週も月、木様だけ実験(実働)し、今日も文献を読みアイデアをまとめていた。

おおまかな骨格は親分が決める。例えば頭痛を調節する中枢神経メカニズムと。すると我々が、それならどういう中枢メカニズムを実験的に研究するのか?を考える。

当然、まず医学的に価値のあることでないといけないし、我々の実験技術にかなうものでないといけない。それらを過去の論文からひもとき論理的に、かつできるだけシンプルに。

なかなかおもしろいアイデアを提案できそうなのだが、今回、最大の弱点� �、このグラントであまり多くの論文を発表できていないことである。これはかなり痛い。結果を出していないことに通じる。故に先日も書いたが、おもしろい結果をBig Journalに投稿した (←関連記事)わけだが、

実は投稿してかれこれ10日になる。今週月曜日に、ボスに"まだ審査中"とだけメールが来たが。まだ審査するかどうか決めるための審査段階にすぎない。つまり審査してくれるかどうかも決まっていない。全く話にもならない論文は3日でダメだしメールが来るとかいうので、少しは話になっているのか?まさかEditorが忘れてるとかないやろな?

さっきサイトでreview進行状態をチェックした。
Under Consideration。まだ審査するか否か検討中とのこと。
なま殺し状態が続く。

火曜日に返事のきた論文(←関連記事。こちらはたわいもない雑誌だが)昨日、修正してすぐ再投稿した。が、上述の大モノの運命がはっきりせず、なんとも重苦しい雰囲気だ。

  1. 痛みの研究 TMJ/学会/他
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細々と古事記を読んでいる。

アメリカにいて感じるのは、なんだかんだゆうてもこの国はキリスト教の影響がこってりやなあ~ということ。政教分離とかいうものを戦後、日本に押し付けといて、オバマはんも大統領就任式に限らずそこら中でゴッド、God、ゴッドとわめきちらしてる。バカバカしい。まあ、どうでもええ。

西洋文明圏にいて西洋のモノの考え方やら文化,慣習を深く知るとかいうのを目的にレストラン巡りして無意味にショッピング観光しても得るもんは、物欲,食欲。獣性の具現化に終始する。

西欧文明は、キリスト教という宗教がその母体となって進歩してきたと思う。これを理解するには、多分、キリスト教の歴史を知らないと始まらないように思う。

近頃、キリスト教について宗教としてではな� ��学問として知るのも悪くないのかな?と思ったりもする。それでも私の感性,価値基準から言えばこの手の『一神教』の考え方を受け入れることはありえない。仕方がない。八百万の神々を母国とする日本人だからである。やっぱり犬もネコも狐も森の木々も東条英機も菅原道真もなんでも死んでも魂があり神になるおおらかさがしっくりくる。

ふと思った。今、西洋の成り立ちを知るにはキリストなどの歴史どうこう言っているが、日本の文明やら国の成り立ちを知るには何をやったらいいのか?

やはり『日本の物語』を知る事だと思う。日本の成り立ちにキリスト教は関係ない。固有のドラマがあるやないの。勿論,多少は知っているが、案外、深く詳しく知らない。

イザナミ
イザナキ
スサノオ
アマテラス� �オミカミ
オオクニヌシノミコト.... etc.

戦後GHQ洗脳教育やら反日日本人のおかげでこの手の話はあまり聞かれなくなったが、日本を理解する上で、日本の神話の知識は必須だと思っている。三種の神器を知らない人がいたら間違いなく日本人でないか、似非日本人だ。

ギリシャ神話を少し知っていて日本の神話を知らないのは情けない。第一、母国の神話を外人に聞かれ答えられないということほどの恥はない。


プロANA食欲不振薄い

おもしろい話があれば、あるいは気が向けばこの場でも取り上げたい。

結構、エロイな。かなりR指定でっせ。古事記は。

ミネアポリスは昼過ぎから猛吹雪。あっと言う間に20センチ弱は積った。

Officeの外。ミシシッピ川方面をのぞむ。何も見えない。春は近い。

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五輪もサッカーW杯もそうだが、この手の国際大会になると日本ではほぼ"病的"に盛り上がる。何故そんなにHyperになるのだろう?確かにマスごみの煽動もある。しかし一般人もマスごみの意のままになることもないのでは?

その前に"そこまで野球が好きなのだろうか?"

前回大会。日本は優勝した。エライ盛り上がった。野球の"や"の字も興味のない日本人まで巻き込み"狂った"。実際私はそういう人を知っていて、いくつか質問した事がある。

『日頃、野球を全く観ないのに何故、このWBCでは観るのか?』と。別に観るな!というのではない。"興味の無い事"に"狂喜"できる方の"モノの考え方"に興味があっただけ。

例えるならスノーボードとか全く興味ない私がスノボードの国際大会でPlayする日本人選 手をそこまで応援するか?と問われれば、NO!と答えざるをえない。

で、その方、少し考えて『やっぱりナショナリズムかな』と回答してくれた。さて、、、

ナショナリズム?

ぴんと来ない。ナショナリズムって何?愛国心、国家主義、民族主義、みたいなものなのか?しかしそれが何なのか?なんでWBCに熱狂できる原動力になるのか?分からない。ちょっと調べてみた。すると、

一般に"ナショナリズム"と"パトリオテイズム(郷土愛)"を混同していることが多いらしい。ちなみにパトリオテイズムは分かりやすい。自分の住んでいる場所、山や川などの自然、方言、そういうものの実感の上に成立する、ある種の愛情みたいなものだそうだ。

ナショナリズム。国家主義。民族主義、愛国心?ど� ��が当たりなのか分からんが、とりあえず実感(実体)がない。こういうこと研究している人に言わせると"ナショナリズム"という概念は近代国家の成立とともに登場した人工的なものらしい。日本でいうと明治以降。

(この辺の説明は、パトリなきナショナリズムp145、小林よしのり著に書かれている)

こんな抽象的な概念。実体の分かりにくいものが普段、野球を観ない日本人にわき上がってくるそうだ。ほんまなんやろか?

小林氏によるとこの『無自覚なナショナリズム』というのは危険だと言う。何故か?
こういう意味を理解しないナショナリズム(無自覚なナショナリズムと言っている)の高揚はしばしば権力者の都合のいいように利用される。

かつてのドイツ、ナチスがその代表格。
シナでの異常な反日もそう。
アサヒ新聞の論調などもそう。かつてのシナやら朝鮮には税金で賠償しろ!民間の思いやりではダメだ、日本人全てが国家を背負って永久に謝りつづけ金も払え!と言っている。(ここでは� ��の謝罪とか歴史問題にはふれないが)これも異常な国家主義である。国家とか否定したがる反日アサヒが突如,国家主義=ナショナリズムを叫ぶ。

しかしアサヒもシナも矛盾してる。特に靖国問題では顕著だ。普段、連中はいわゆるA級戦犯が悪いのであって一般国民は悪くないと言ってる。


日本は今も戦前も民主主義国家である。つまり一般国民は悪くないという前提で、その政府に謝れ!と言うのは"その国民に謝れ!"に相当するはずだ。やっぱり現代の日本人はモノを考えないことを知っているのか?とことんバカにしてるのか?ちょっと話がずれた。

外国と戦う日本人に対する身びいき(ある種の民族主義?)。そうとも思えん。北朝鮮に拉致された同胞がいるのに救出せよ!とここまで熱狂的な状態になってないし。以前、イラクでアルカイダに拉致された人々に対し、自己責任とかゆうて同じ日本人を見捨てるような風潮が確かにあった。

愛国心?そうとも思えん。竹島、北方領土を盗まれても世論沸騰してないし。第一、他の多くのスポーツ選� ��も世界で戦っているが見向きもせえへんやないか?

とりあえず調べてみようと思った。本棚を物色すると以下の本が出て来た。以前、読んだがやはり当時もこのナショナリズムを理解できなかった。

ただナショナリズムを考えるにはやはり近代国家成立以降の思想の歴史の理解が不可欠のようだ。それだけは分かった。

この異様なWBCの盛り上がり、ある種の自覚のないナショナリズム。何かガス抜きに利用されている?(ような気がする)。歴史的にみてもそうだ。ナショナリズムが高揚する時、何か足りない何かを補う、隠すべく権力者がそれを利用することがあるらしい。その典型がシナであり韓国だ。

野球が好きでそのPlayに一喜一憂する結果がこの盛り上がりにリンクしてるんやとすれば結構なことだ。しかし経営危機の日本のプロ野球を見るにつけそうとも思い難い。。

私にはよく解らない現象だ。

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先日、とあるJournalに論文を投稿した。これはIF3点台のNeuroscienceという、たわいもない雑誌。2月11日のsubmitしたもの (←関連記事)。まあ~1ヶ月くらいはのんびりできるわい、とばかりにタカをくくっていがとりあえず昨日、ネットで審査の進行状況をチェックしてみた。するといきなり

Required review is completed。と表示されていた。まだ2週間にもならないのにもう審査が終わった、ということ。すぐにでも結果が送られてくるやないか、とにわかに周辺が慌ただしくなった。

それにしても早すぎる。そして早すぎるのは悪い徴候のことが多い。いや~な感じで一晩が過ぎた。

今朝、結果通知のeメールが来ていた。メールのタイトルにFinal decisionとあれば多分Reject、つまりアウト。Interim decisionとあれば生き残った!という感じ。はたして結果は、、緊張の一瞬。

後者だった。よかった。よかった。Still surviveだ。

 (拡大可能)
EditorのDr リンダ曰く"ultimately make a significant contribution to the.."とかなり高い評価。

Reviewer 1もほとんが指導的なアドバイスだったし、reviewer2はなんと
 (拡大可能)
"The data are clearly interesting for a broad readership and deserve attention by the scientific community". データは多くの読者の興味をひくものであり、科学界の注目に値するものだ、と身に余る言葉。

修正して早急に再投稿する。ここからはスピードだ。

ところで先日Natureに投稿した論文。月曜日、親分に1回目のレスポンスがきた。とりあえず現在審査中とのこと。どうやら第一関門の世間で言われる"3日でダメだし"という事態は切り抜けた模様。こちらもまだ、生き残っている。

毎日サバイバル戦、ドキドキの日々が続いておもしろい。が、最近、頭痛に加え、とみに胃も痛い。



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